Crosstalk
入社して初めてわかった、
マナビスならではの
やりがいは?苦労は?
若手社員たちが話します。

新卒で河合塾マナビスに入社した若手社員は、どのような仕事をして、どのようなキャリアを目指しているのでしょうか?仕事のやりがいだけでなく、困難を乗り越えた経験も含めて、話を聞きました。
TALK MEMBER
A.HR 新百合ヶ丘校 校舎長

2021年新卒入社。大学時代に個別指導塾で講師のアルバイトを経験。入社後は学習アドバイザーを4年間務めた後、2025年3月より新百合ヶ丘校の校舎長に就任。生徒の指導だけでなく、校舎運営の責任者として幅広い業務を任されている。
A.HC 津田沼校 学習アドバイザー

2023年新卒入社。大学では教育学を専攻。「すべては一人ひとりの生徒のために」という河合塾マナビスの理念に共感し、入社を決意。生徒が気持ちよく通塾できるような雰囲気づくりがモットー。
S.T 西宮北口校 学習アドバイザー

2024年新卒入社。河合塾マナビスの「生徒が自ら学ぶ姿勢を引き出し、自立を促す」教育姿勢に惹かれ入社。新米アドバイザーながら、生徒と密接にコミュニケーションを取り信頼関係の構築に努めている。
※役職や所属は、取材当時のものです。
入社1年目から担当生徒を持ち、二人三脚で伴走。
「合格」という夢に向けて、一緒に歩める喜び。
A.HCさん・S.Tさんは学習アドバイザー、そしてA.HRさんは校舎長として活躍していますよね!
A.HR:
そうですね。学習アドバイザーと校舎長、どちらも直接生徒指導にあたるという点では一緒なのですが、学習アドバイザーは生徒の入会から志望校合格に向けた指導までを重点的に担当します。いわば、現場の最前線で活躍するプレイヤーですね。
一方で校舎長は、学習アドバイザーの業務に加え、人材育成や校舎運営にも携わります。生徒を合格に導くべく「校舎全体としてどのような方法を取るのか」「どのようにしたら、後進を育成できる環境づくりができるのか」といったアイデアを日々整理し考える作業がとても多い仕事です。
どちらも、「生徒と深く関わりを持つ仕事」という点で共通項がありますよね。これまで印象に残った生徒とのエピソードはありますか?
A.HR:
入社1年目のとき、学習アドバイザーとして初めて担当した生徒のことは今でも忘れられません。その生徒は、入会当初思うように成績が上がらず……。勉強のモチベーションを維持してもらうのが難しかったのですが、何度も個別に面談をしたり、テストの結果を一緒に確認しながら次回までの勉強範囲を話し合ったりと、「生徒のために何ができるか」を考え抜いて最後までサポートしたんです。
結果、その生徒は模試で取れていた偏差値を大幅に上回る大学に合格できました。本人の頑張りがあってこその結果であることは言うまでもありませんが、「自分が伝えた学習計画やマナビスのコンテンツ活用方法は間違っていなかったんだ」と、とても嬉しく感じたのを覚えています。
A.HC:
私が一番印象に残っている生徒も、入会したばかりの頃はあまり成績が芳しくなかったんです。その生徒の第一志望は、国立の難関大学。高い目標だったので、初回面談で「本当に合格を目指すなら、私が全部サポートする。一緒に頑張っていこう」と話をしました。すると次の日、その生徒はこれまで一生懸命打ち込んでいた部活を辞めてきたんです。
部活と両立しながら志望校を目指す生徒もいますが、この生徒はそれによってできた時間をすべて勉強に充て、最後には見事、第一志望に合格。少し極端な例ですが、不可能に思えることでも、並外れた努力によって可能にできることをその生徒から学ばせてもらいました。これからどんな生徒が入会したとしても、本人が心から叶えたいと思っている夢ならばそれを応援できる学習アドバイザーになりたいと改めて思いましたね。
S.T:
やはり生徒の合格というのは、何ものにも代え難いやりがいにつながりますよね!私は入社1年目で担当した高校3年の生徒の志望校合格を見届けられたのがとても印象に残っています。
9月に入会したその生徒は、受験に向けて気持ちを切り替えるのに苦戦しており、理想とするペースで勉強が進められていませんでした。そこで、「こまめにコミュニケーションを取ること」を意識し、合格に必要な勉強量やカリキュラムについて、対話を続けたんです。そのうちに本人も勉強のスイッチが入り、年をまたぐ頃には、視聴した授業の数が前月の2倍にまで増加。自分の働きかけが結果に表れ、とても嬉しかったですね。
苦労した仕事とその理由を教えてください。
A.HR:
最初に壁にぶつかったのは、入社1年目の中頃です。仕事にも徐々に慣れ、できることも増えてきた感覚を持っていたのですが、担当生徒の保護者の方から、私の発言に一貫性が欠けていると指摘されたことがありました。自分では毎回の面談で同じメッセージを伝えていたつもりだったものの、説明が十分ではなかったり言葉選びが正しくなかったりすると、実は相手に伝わっていないことがあると学びました。それからは面談の内容をメモして後から見返せるようにする、面談時は同じ言葉を使って何度も繰り返し伝えるなど、「伝えたいことを相手に正しく伝える」ために工夫していますね。
A.HC:
伝え方って難しいですよね……。私が苦労したのは、一緒に働くスタッフとのコミュニケーション。入社2年目のあるとき、アルバイトスタッフの協力を得なければ成し遂げられない業務があったのですが、お互いに思い描くやり方が違っていたために、意見がぶつかってしまったんです。
マナビスでは、社員・アルバイトスタッフ問わず、全員が「生徒の力になりたい」という志を共通して持ちながら働いています。目指すところは皆一緒なものの、それを実現する手段や考え方、価値観は人それぞれ違うということを私が意識できていなかったんですよね。
そのスタッフとは「なぜそのやり方が良いと思うのか」「なぜその方法が生徒のためになると思うのか」について腹を割って話し合い、最後には理解し合うことができました。人を巻き込み、協力しながら働くのは大変なこともありますが、自分では思いも及ばなかった考え方を学ぶことも多いので面白いです。
S.T:
アルバイトスタッフの大学生は高校時代にマナビスに通っていた卒業生も多いから、指導方針を実際に肌で感じてきた経験がある。膨大にあるマナビスの映像授業にも詳しくて、「社員の私が授業の知識で負けるわけにはいかない」と入社1年目のときはかなり刺激を受けていました(笑)。
A.HC:
みんな、熱い想いを持って指導にあたっていますよね!
S.T:
授業の内容について一通り覚えた後、次に苦労したのは、生徒一人ひとりの目標に応じた最適な学習計画を立てること。「今月は部活が忙しくて勉強の時間が取れない」と伝えられたら映像授業を受ける本数を少なく計画してしまうなど、生徒へ間違った寄り添い方をしてしまっていたんです。「それでは本人のためにならない」と校舎長から指摘を受け、はっとしました。生徒の考えや状況に耳を傾けるのはもちろん大切ですが、志望校合格に向けて必要な勉強量を確保し、本人としっかり話し合いながら指導を進めていくことがより重要なんだと学びました。

「より良い校舎をつくるためには、どうしたらいいか」。
全員が100%以上で考えられる環境。
河合塾マナビスの魅力について教えてください。
A.HR:
マナビスで働いている人全員が、常に100%以上の力で取り組み続けているのはすごいことだと思います。校舎によって生徒のタイプや状況はさまざまですが、「すべては一人ひとりの生徒のために」という理念のもと、それぞれの生徒に対し最適だと思うことを、皆が臨機応変に考えて実行しているんです。
私は入社以来複数の校舎で勤務してきましたが、どの校舎でもそれは変わらないんですよね。今年に入って校舎長になってからは、周りを巻き込みながら推進する業務が増えてきた中、皆が同じ方向を向いているので協力も仰ぎやすいと実感しています。
A.HC:
社員・アルバイトスタッフに関わらず、マナビスで働く人には「人が好き」という共通点がありますよね。生徒はもちろん、一緒に働く仲間のことを常に考え、困っていたら自然と助けられる。思いやりの気持ちを持った人ばかりが集まっているのは、とても魅力的だと感じます。
私は、自分の頑張りが「志望校合格」という大きな結果だけでなく、「生徒が映像授業を受けた本数」など、短期的な数字にも表れるのがやりがいになっていますね。生徒とのコミュニケーションの量を増やした分、数字が伸びることがあります。その逆も然りなので、短期的に自分の行動を振り返ることができるのが仕事の醍醐味にもなっています。
S.T:
マナビスの社風で特に気に入っているのが、各校舎にコンセプトがあること。それぞれの校舎長が、校舎のある地域の特性に応じて「この校舎をこうしていきたい」という信念をもとに校舎コンセプトを作っているんです。コンセプトを実現するために、社員・アルバイトスタッフが一丸となって取り組めている実感がありますね。
A.HR:
皆が同じ志を持って仕事に向き合えるのは大きいですよね!他には、プライベートの予定に合わせて勤務日を決めることができる、シフト制の働き方も気に入っています。しっかり休みが取れるので、オフの日は趣味を楽しむなどリフレッシュできていますよ。

学習アドバイザーから校舎長、ブロック長へ……。
多彩なキャリアパスがあるから、成長の機会も無限大。
今後の目標と、求職者に向けたメッセージを教えてください。
A.HR:
目標は2つあります。1つ目は、生徒や保護者の方に対する指導に磨きをかけること。一人でも多くの入会生徒を増やし、志望校合格というゴールに導いていきたいですね。今年校舎長になったばかりでまだまだやりたいことはたくさんあるので、ひとつずつ着実に進めていくつもりです。2つ目は、自身が学習アドバイザーのときに実施していたことや考え方を、校舎長の立場から社員に広げていくこと。自分が関わる校舎の中だけでなく、近隣ブロック校の社員や、これから入ってくる新入社員も含めてノウハウを伝授していくことで、人材育成にも貢献していきたいですね。
A.HC:
私の目標は、不可能を可能に変える環境づくりをすることです。現在も学習アドバイザーとして校舎運営やアルバイトスタッフの指導を担当していますが、ゆくゆくは校舎長として、より多くの人と関わりを深めながら、校舎全体、さらには地域単位でより多くの生徒が夢を叶えられるよう支援していきたいですね。実は今年、校舎長になるための研修にもチャレンジしようと思っているんです。
S.T:
「夢の実現に向け伴走できる存在でありたい」というのは私も同じです。担当生徒だけでなく、校舎に通う他の生徒や同じチームのスタッフ、アシスタントアドバイザーの心にも火をつけられるような働きをするのが今の目標です。現在、必要な勉強内容や学習の進め方についてアドバイスをする生徒向けのセミナー講師も担当しているのですが、プレゼンテーション力にさらに磨きをかけ、自分の言葉で生徒の心を動かしていけるようになったら最高ですね!
A.HR:
A.HCさんやS.Tさんのように、何事に対してもチャレンジ精神を持った人と一緒に働きたいですね。マナビスの業務には「募集」「指導」「育成」という3つの柱があり、これらすべてに携われるのはマナビスだからこそ得られるやりがいです。目標達成に向けたスタートラインに立ってもらう、そこから生徒と二人三脚で学びを支援する、後進やアシスタントアドバイザーを育て、校舎全体を運営していく。幅広い業務を同時並行で推進する必要があるので、成長の機会は至るところで感じられると思います。
A.HC:
学習アドバイザーの段階からこんなにも幅広い業務に携われるとは、入社前、想像もしていなかった良いギャップでした。直接自分の担当ではない仕事でも、「私がやります!」と手を挙げれば挑戦できる風土がありますよね。私がマナビスに向いていると思うのは、「人が好き」「誰かのために頑張りたい」という気持ちがある人。この気持ちさえあれば、生徒は必ずついてきてくれます。コミュニケーション力は入社してから鍛えることができるので、安心してください!
S.T:
誰かの夢を、自分の夢と同じ熱量で応援できる人は、マナビスで活躍できると思います。マナビスでは校舎長も生徒と個別に対話する機会がありますが、学習アドバイザーに比べて頻度は少ないのが実情です。それにもかかわらず、校舎長が担当生徒から慕われ、勉強だけでなく学校生活やプライベートのことまで相談をされている姿を見ると、1回のコミュニケーションの熱量が高いからこそ信頼関係が築けているのだと実感します。生徒が夢を叶える瞬間に立ち会える醍醐味を、ぜひマナビスで一緒に味わいましょう!







